世の中に存在するほとんどの事は、人と人とのつながりによってなされます。
仕事では、お客様、取引先、職場の仲間など、プライベートでは、家族、友人、趣味の仲間など、人間関係の中で暮らしています。
私たちは、互いにユニークな存在だからこそ、支え合って生きることが出来ます。
しかし、ユニークだからこそ、コミュニケーションにギャップが生まれることも確かです。
私たちが抱える問題の実に80%が、人間関係に原因があると言われます。
コミュニケーションギャップが、ストレスになったり、悩みの種になったりします。
では、このギャップはどこからくるのでしょうか?
それは、それぞれの人が持っている「思考」の使い方の違いから生まれてきます。
人は、脳の使い方の癖からくる「思考のタイプ」があり、思考によって言葉の概念や捉え方が違います。
それが強みになったり、葛藤の原因になったりするのです。
私たちは、周りの人達とより良い関係を作るために、本当の自分を知り、周りの人達との違いを認めていくことが大切です。
そのためには、人間関係を改善するためのステップや、私たちが物事をどのように捉えているかを知り、本当の意味で想いを伝え、受け取るということが必要になってきます。
思考の違いって何?と思われるかもしれませんね。
講座やコンサルティングを受けるまで、「思考の違い」「思考のクセ」を知らなかった方が
学びをすることで、「自分のこと」「相手のこと」を知ります。
知ることから、今までの思いの違いに気づき、相手の思いを本当の意味で受け取れるようになります。
思考の違いは、「利き脳」の違いでみていきます。
調べるのには、とても簡単な方法を使います。私たちが普段何気なくしている「手の組み方」と「腕の組み方」で見るのです。
脳の情報のインプットの傾向を「手の組み方」で、アウトプットの傾向を「腕の組み方」で確認していきます。
まず手を組んでもらい、一番下にくる小指が、右指か左指かで見ます。
左指の場合は、左脳インプットです。論理的に物事をとらえ、任務中心の考え方を持っています。右指の場合は、右脳インプットです。イメージで物事をとらえ、人間関係中心の考え方を持っています。
今度は、「腕の組み方」でアウトプットの傾向を見ていきます。
腕を組んだ時、下から上に出てくる手が左か右かで見ます。
左腕の場合は、左脳アウトプットです。論理的に表現し、規則な考え方をします。右腕の場合は、右脳アウトプットです。イメージで表現し、衝動的な傾向があります。衝動的というと聞こえが悪いですが、柔軟性があるということです。
この組み合わせで、4つの分類が出来ます。
利き脳の組み合わせの違いで、思考や行動に違いが出てくるのです。それぞれの思考を理解しやすくするために、その特徴を表した名前と色がついています。
名前は、新渡戸稲造の『武士道』にある、武士の持つべき心を表す漢字「誠・礼・義・勇」がそれぞれの思考の特徴とマッチするため使っています。
色は、「青・黄・緑・赤」になります。
左・左は、青色で「誠」の思考。言ったことを成し遂げる責任感の強い人です。あなたが大丈夫と言えばすべて大丈夫!保証できる人です。周りの人は安心することが出来ます。
右・左は、黄色で「礼」の思考。多くの人を繋ぎ居心地の良いコミュニティーを作る事のできる素敵な人です。自身も才能豊かであり、人の才能も見出すことが出来ます。
右・右は、緑色で「義」の思考。志を掲げ、未来を語ることが出来る人です。自分の周りの人達に希望を与え、皆のエネルギーをアップすることが出来ます。
左・右は、赤色「勇」の思考。圧倒的な成果を出せる人です。自分自身の可能性にチャレンジする姿が、周りの人に良い影響力を持ち、勇気を与えることが出来ます。
そして、中心に、「仁」が入ります。
「仁」は武士が持つベきもっとも大切な心の事です。つまり、「愛、思いやり」のことです。
『武士道』では、どんなに強いお侍さんでも、どんなにたくさんの領地を持っているお殿様でも「仁」の心がなければ尊敬されないと書かれています。
それが、中心に入ります。思考の違いがあるからこそ、その違いを受けとめ、個性ととらえて「愛」や「思いやり」の心で接することが大切になってきます。
通常の心理学ベースの分類法は、欧米からきており4分類で終わってしまいます。
中心に「仁」があることが、このプログラムの大きな特徴です。ここに、「和の心」を持っている日本から発信されることの意味があると考えています。
ぜひ、真ん中の「仁」の心を意識してみて下さい。
〇思考の違いというのは聞き慣れないかもしれません。
これまでに、BeingDesignの講座を受講された方の声をご覧ください。
同じようなことに悩んでいる方の解決後の声も載っています。
また、ブログでも4つの思考の違いについての考察を掲載しております。
ぜひこちらも見てみて下さいね。
また、提供しているサービス
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を通して、「一人一人が輝くことはみんなの幸せ」をぜひ体感してください。
Being Design 代表 鈴木崇司