4.132016
話をするとき、遠慮しすぎていませんか?
先日、職場でのコミュニケーションに困っているという方の話を聴く機会がありました。
非常にまじめで責任感が強く、一生懸命仕事をするタイプの方ですが、
職場で上手く自分の気持ちが伝えられず、空回りしていることに悩んでいました。
話を聞いていると、とても「遠慮している」なと感じました。
こんなことを気にしてしまっているのです。
・こう言ったら、気を悪くするんではないだろうか
・仕事が忙しそうだから、ちょっと声をかけられない
・状況を把握してからでないと、一方的に言ってもいけないな
確かに相手のことを考えて、気を遣うことは悪いことではありません。
むしろ、こうした心使いが出来る人は、素晴らしいと思います。
しかり、気を使い過ぎて、話すタイミングを逃してしまうと仕事にも支障が出来てきます。
言えないまま、ずっと気になっているというのも良くありません。
この状態が続くと職場のチームにとってもデメリットですし、
本人もエネルギーを消耗してしまいますよね。
そんなときに、思考のタイプによって注目しているポイントが違うんだ
ということ知っていると、自信をもってコミュニケーションが出来るよう
になると思います。
では、思考のタイプによって注目しているポイントを整理していみましょう。
このポイントに沿って伝えることができれば、より伝わりやすくなります。
①「なぜ」に注目するタイプ
そもそもの目的を明確にして、結論から先に言うと伝わりやすいです。
②「どうやって」に注目するタイプ
目的に対しして、どうしていくかというプロセスを大切にいるので
順序立てて話をまとめてから話すよう心がけるとよいです。
③「なに」に注目するタイプ
具体的に何をしたい、何をするのかをはっきりと言うと伝わりやすいです。
④「全体像」に注目するタイプ
なぜ、どうやって、なにをするのかという全体像を「ざっくり」と知っておきたいので
順序だてて、全てがつながるようにいうと伝わります。
このポイントが分かっていると、先に話した方のように、
遠慮し過ぎて伝えてられないという事がなくなってくると思います。
思考のタイプによって注目ポイントが違うことを整理して、どう言ったら相手に伝わるか
を意識してコミュニケーションすることは、思いやりだと思います。
④のタイプが、ちょっと面倒ですが、しっかり伝わると一番親身になって答えてくれる人
でもあります。
必要以上に、遠慮しすぎることなく自分の言葉で、相手に伝えていきましょう。
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